
こんにちは。ゆるここです。
やる気に満ちてがんばった翌日、全くやる気がなくなってしまった…。
自分は続けられないダメな人間だって思ってました。
でも、本当は違いました。
心にも恒常性があるので、上がったり下がったりするんです。
前日のやる気がどこかへ行ってしまったことありませんか?
私はこれまで何度も何度も
「明日もがんばるぞ!」と思っていました。
でも翌日、「全くやる気がない…」という状況に陥ってしまってたんです。
数日順調に続いていた時も、プツッと途切れて、数日はダラダラ過ごす。
もうね、なんてダメな人間なんだって、何度も何度も凹みました。
でも今は、ダメ人間だと思わなくなりました。
なぜなら、やる気がなくなって動けなくなってしまうのは、心にも恒常性があるからだったんです!
心の恒常性
恒常性という言葉はご存知でしょうか?
簡単に言うと、「真ん中に戻す」こと。
身体に恒常性があるおかげで、暑くなったら汗をかいたりして体温を下げるなど、私たちの身体は一定に保たれています。
では、心の恒常性とは、どういうことでしょうか?
私が心や思考の改善をするために、たくさん読んだほんの中に、大嶋信頼先生という心理カウンセラーの方がいらっしゃいます。
この大嶋信頼先生の本によると、「心にも恒常性がある」ということなんです!
例えば、嬉しい事があって喜んだとしても、そのうち、平常心に戻りますよね?
悲しい事があって泣いていても、いつかは泣き止み、いつかは悲しみも薄れて行きますよね?
これが、心の恒常性です。
心も、テンションが上がれば、下げる力が働くし、気持ちが落ち込めば、上がる力が働くという事なんです。
上がりっぱなしも下がりっぱなしもない
以前の私はずっと、「毎日がんばっている状態をキープしよう!」と努力してしていましたが、続きませんでした。
今思うと、恒常性が働いて、「がんばって動く」という状態に触れてしまったので、反対の力が働いて「がんばらずに動けない」という状況になってしまったんだと思います。
それがわからず、ずっと「ダメ人間だ」と思ってしまっていたのです。
無理に頑張ったら、反動が来る
最近、ものすごく頑張った事がありました。
このブログにも書きましたが、「猫ブログ」を再開したのです。

ブログを再開して、Twitterも猫アカウントを再開してたくさんツイートしたり、猫ブログもこのブログも更新しようと、1日に5ページもマンガを描きました。
とても満足感の高い1日になり、この調子で明日もがんばるぞ!と思いました。
しかし翌日、全くやる気が起きません…。
さらに翌々日も、どうしても、マンガを描く気になりませんでした。
以前だったら、凹んで、「私にはブログ2つなんて無理だったんだ…」と諦めようとしていたかもしれません。
ですが、今の私は知っています。

あ、これ「心の恒常性」が働いてる気がする!
そう思ったら、焦らずのんびり過ごす事ができました。
そして今日、この体験をマンガとして描きたい!という気持ちがムクムクと湧いてきたんです!
上がったら、下がる。
下がったら、また上がる。
これが、心の恒常性です。
振り幅の少ない状態のために、出来ることを増やす
以前は、心の上下の振り幅が大きくて、上がるとすごく頑張れるのに、下がると全く動けなくなってしまっていました。
今はだいぶ振り幅が小さくなったおかげで、上がると少し頑張れて、下がるとのんびりする程度に落ち着いてきました。
でも、「できれば毎日継続すると決めたことを、毎日淡々とこなしたい」と、私は思っています。
毎日淡々とこなすためには、頑張り過ぎないようにしなくてはなりません。
でも、やりたい事があったら、どんどんやりたくなってしまうものですよね。
そのためには、自分が出来ることを増やしていくしかないと思っています。
作業量が増えれば、無理することも減るんじゃないか…。
まあでも、その時もっともっと…と思ってしまうかもしれないですけどね。
それでも、少しずつでもやれることを増やしていくことで、きっと、淡々と過ごしながらも、やりたいことをやれる毎日になると信じています。