私はずっと、親に対してモヤモヤを感じていました。
私自身の趣味などを認めてもらえなかったことや、過保護に育てられたことで、家を出てから苦しかったこと。
反抗期のなかった私は、ずっと親の価値観がすべて正しいと思い込んでいて、35歳にして始めて、反抗期のように親と自分の価値観の間で苦しんでいました。
結婚して専業主婦になり、家事をやりたくなくて、一日中ダラダラ過ごしていた自分。
こんまりさんの片づけに出会い、片付けられるようになったら、すぐに人生がときめくかと思っていましたが、ダラダラな自分自身は変わらず、生活習慣を改善しようと思っても、なかなか変えられず、何度も何度も挫折しました。
自分は本当にダメなのではと悩み、その途中で、「親」に対するモヤモヤを克服しなくてはならないと気付きました。
新たな気付きを得ては、もう大丈夫だ!と思えても、しばらくすると、やっぱり克服できてなくて、何度も何度も苦しい思いをしました。
特に、この1年半の間は、「親」に対する意識と向き合い、泣いたり、苦しんだり、怒ったり。
感じ方や考え方をひっくり返し、やっと今に至ります。
「乗り越えた!もう大丈夫だ!」と思えたのは、1ヶ月前のこと。
そこからじわじわと、でもどんどん生活や意識が変わっているのが、自分でもわかります(*^-^*)
7月になってから、このブログと猫ブログをほぼ毎日書けたのも、乗り越えられたおかげです。
これまでは、心のモヤモヤを乗り越えようとすると、他のことが手付かずになってましたから(^_^;)
乗り越えたと言っても、「完璧」ではありません。
この経験をブログに書いて、誰かの役に立ったらとは思うものの、まだ書けません。
なんとなく、書くのが「怖い」と感じます。
パソコンに向かっても、全く手が動かないのです。
そんな状態ですが、自分の感じ方や意識をどうすればいいか、については、しっかりと「芯」ができました。
そこからブレなければ、この問題は、もう大丈夫だと思えます(*^-^*)
大切な2つの価値観
親に対するモヤモヤを解消するうちに、私には2つの大切な価値観が足りなかったことがわかりました。
- どんなにダメな自分でもいい
- 自分が感じるままに、感じていい
この2つの価値観、つまり、自分で自分がいいと思えず、自分自身も、自分の考えもダメだと思い、自信がなかったから、とても生きづらかったのだと思います。
今は、たとえ親に認められなくても、たとえ世間一般でなくても、自分が好きなことは好きでいいし、自分がやりたいことはやればいい。そして、どんなにダメな自分でもいいんだ、と思えるようになりました。
また、自分が感じるままに感じていい。たとえそれが、親が悲しいと思うことであっても、自分が感じたままに感じたと認識していいのだと、気付きました。
自分が自分でいい、と思うこと。
私はコレがなかったため、今まで、自分以外の何かを基準にしようとしていて、とても生きづらかったと思います。
やっと、自分にとって大切なことがわかり、それを実践することができるようになり、本当に良かったと思っています(*^-^*)
これまでに書いた「親に対するモヤモヤ」に対処した記事
まだ、どう乗り越えたかということは、書く勇気がありません。
これから少しずつ、書いていければいいなとは思っていますが。
そこで、少しでも参考になればと思い、これまで私が書いた記事を良かったらどうぞ。
- 「心のフタの外し方」。コミュニケーションが苦手な自分を変えるきっかけ。(2014/5/21)
- 心の傷をいやして、ダラダラした自分を卒業する(2014/5/29)
- 「親子共依存」 自立を意識すること。(2015/3/30)
- 「認められない」という長年の想い、やっと解消することができました!(2015/4/7)
- 夫にキレなくなりました!~心の呪詛が抜けました~(2015/11/29)
- 自分がイヤだ!と気づいてから、自己肯定感を取り戻すまでの話(2016/4/28)
- 自分の感じるままに、感情を感じること。(2016/6/15)
- 抗えない程の「やる気のなさ」の原因(2016/7/20)
読んだ本
私は、こんまりさんの片づけに出会ってから、たくさんの本を読みました。
自己啓発本やビジネス書など読みましたが、親子関係に関する本もたくさん読みました。
それらが、私自身を見つめなおすキッカケになったことは、間違いありません。
参考として、載せておきます。
2014年
2015年
- 親子共依存
- 子育ては心理学でラクになる
- 「良い親」をやめれば 「生きる力」を持つ子が育つ
- 呪詛抜きダイエット
- 母がしんどい
- それでも親子でいなきゃいけないの?
- 母は娘の人生を支配する なぜ「母殺し」は難しいのか
2016年
- 毒になる親
- 子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方
- 親が与えている愛 子どもが求めている愛
- 毒親からの完全解放
- 愛着障害~子ども時代を引きずる人々~
- 子どもを信じること
- パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか
- “私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦
- トラウマ返し―子どもが親に心の傷を返しに来るとき
- お母さんはしつけをしないで
- 「自分がイヤだ!」と思ったら読む本
- 不幸にする親 人生を奪われる子供
- 子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方
- お母さん、「あなたのために」と言わないで 子育てに悩むすべての人への処方箋
- 親離れできれば生きることは楽になる 自分がもっと強くなる“一人立ち”のすすめ
- 子は親を救うために「心の病」になる
- 支配されちゃう人たち: 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック
- 無意識さんの力で無敵に生きる: 思い込みを捨て、自由自在の人生を手に入れる方法
衝撃的なタイトルのモノもありますが、これらすべてが、私が私でいいと思えるために、必要でした。
すべて、読んで良かったと思っています。
これら以外の自己啓発本やビジネス書も、私の意識を変えるのに、とても役立ち、大きな効果がありました。
その他の読書履歴はコチラ→読書メーター
最後に
結婚して5年半。
こんまりさんの片づけに出会って4年半。
親に対するモヤモヤと向き合い始めて2年。
そして、人生36年。
時間はかかりましたが、自分が自分でいいと思えるようになり、生きることが楽しい!と心の底から感じています!
なんというか、新たに生まれ変わったような感じです。
悩んでいた頃は、本当に苦しく、嵐のまっただ中にいるような感覚でしたが、今は解放され、乗り越えられて本当に良かったと思いました!
これから先、人生色々なことがあると思いますが、自分の感覚を大切にしながら、楽しく生きていきたいと思います(*^-^*)